『エンジェルボイス』って漫画泣けるって聞いたんだけどホント?面白そうなら読んでみたいんだけど。。
100%泣けます!魅力を紹介するから見ていってね!
この記事では、泣けると噂のサッカー漫画『エンジェルボイス』について、その魅力をネタバレなしで紹介します。
読んだことのない人には超絶おすすめしたい作品です。どこで読めるかも解説していますので、ぜひ最後までこの記事を見て、お得に『エンジェルボイス』を読んでみてください。
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エンジェルボイスは泣けます!
『エンジェルボイス』はめちゃくちゃ泣けるサッカー漫画で間違いありません!
正直ここまで感動できるスポーツ漫画ってあまりないんじゃないかと思うんですよ。というより『エンジェルボイス』はもはやスポーツ漫画というジャンルでは括れません。
あとで詳しく触れますが、スポーツと人間ドラマが超絶タッグを組んで泣かせにくるんですよね。よくあるスポ根系の感動とはまた違う感動に襲われます。
こんな攻撃、常人の涙腺は耐えられませんよ。。
(ナタバレなしで説明するとめちゃくちゃ伝わりづらいですよね、、すみません。でも本当オススメなので、しのごの言わず読んでください)
実際、多くの人が「今までで一番泣いた!」や「唯一泣いたサッカー漫画」というような評価をしています。
僕もはっきり言ってめちゃくちゃ泣きました。恥ずかしいぐらいに。
あなたもきっと泣けると思います。少年漫画によくあるスポ根系の感動とは一味違う感動を味わいたい人はぜひ読んでみてください。
エンジェルボイスの概要
『エンジェルボイス』の概要を簡単にまとめました。こんな漫画です。
週刊少年チャンピオンで連載された古谷野孝雄先生によるサッカー漫画です。2007年から2014年まで連載されていて、全40巻の単行本が発行されています。
十分な読み応えのある量ですね。
古谷野孝雄先生の他の作品として、『GO ANd GO』という野球漫画などがあります。
『エンジェルボイス』のあらすじを可能な限りネタバレなく、かつ魅力的にお伝えします。
高校サッカーの激戦区・千葉県において『県内最強』と評される市立蘭山高校サッカー部、、ただしそれはケンカでの話。そんな高校に中学時代これまた最強(サッカーじゃなくケンカで)と謳われた4人の男が入学する。一方、黒木鉄雄は監督として蘭山高校サッカー部の再生を託される。しかし、学校内部では不良の溜まり場であるサッカー部に対して反感を持つ者が多く、存続のためには県予選でベスト4に勝ち残るという条件を突きつけられる。
メンバーは全員不良という状況で、トラブルが起こらないはずもなくチームはまとまりに欠けるが、このバラバラだったチームを一つにしたのはある女の子の歌声だった。天使の歌声に見守られながら、彼らは人として、チームとして少しずつ成長していくが、歌声の響く幸せな時間がいつまでも続く訳ではなかった。。。
あらすじを見て「なんだルーキーズとかのパクリかよ」と思った人!ちょっとお待ちくださいよ!
(たしかに1人だけ不良じゃないのが混ざってたり、熱い教師がチームをまとめていくっていう設定は似てはいるけども!)
設定や絵柄から「ルーキーズ」や「スラムダンク」のパクリだとする意見は多くありますが、おそらくそういう事を言ってる人は最初の3巻あたりで読むのをやめてしまってる人です。
はっきり言ってぼくも最初読んだ時は「どっかで見たような話だな〜」と思いましたが、読み進めるうちに全然違う話になっていき、続きを読まずにはいられなくなります!安心してください。
エンジェルボイスの口コミをいくつか紹介します。多くの人が涙が止まらなくなる漫画だと評価しています。
どんなところが泣ける?エンジェルボイスの魅力
なぜこんなにも「泣ける」との声が多いのか。。
『エンジェルボイス』の魅力を僕なりに解説します。
冒頭でも少し触れましたが、いわゆるスポ根的な感動だけではありません。
スポ根的という言い方が少し曖昧ですが、例えば「まるで勝てそうじゃない相手に対して、どうにか努力と気合でギリギリで勝つ」とか「引退がかかる試合で負けて、涙を流しながら後輩にあとを託す」とか、、そういうんじゃないんです。
(スポ根に対するぼくの想像力が貧相な気がしますが、、)
もちろんそういう要素はあります。ありますし、しっかり泣けます。
1年目の船学戦なんかは熱すぎて、完全に心動かされます。
ですが、これらのスポ根的感動はあくまでこの作品のクライマックスへ導くための一要素です。
クライマックスはスポーツ以外の所での人間ドラマです。漫画のタイトルの通り、“天使の歌声”の存在です。
“天使の歌声”との周りの人間の関わり方がとても丁寧に描かれます。下でも書いていますが、特定の人物にフォーカスされる訳ではなく、それぞれの人間のそれぞれの関係性が丁寧に描写されることで、クライマックスでは色んな感情が出てきて、涙が止まらなくなります。
あと下で引用しているような、ちょくちょく入る“語り”が良い味を出しています。アニメとかでも要所で“語り”が入ると良い雰囲気出ますよね。
キャラクターにセリフとして言わせるんじゃなくて、“語り”に言わせることで感情の動きや場面の描写に深みが出るんですよね。
後に百瀬は後悔する。
もっともっとたくさんの写真を撮っておけばよかったと。
みんな穏やかな顔をしているこの写真がーーーキセキを起こした仲間が全員そろった最初で最後の一枚だった。
ANGEL VOICE 古谷野孝雄 15巻132話「チーム」より
(この場面は大事なシーンなので、どういう状況かとか細かいことは言いません。読んでみるのが一番です。)
あまり登場人物は多くありません。味方キャラ15人ぐらいと敵主要キャラ5人ぐらいです。(もちろん細かく挙げるともっといますが。)
その分ひとりひとりのキャラクターが丁寧に描かれていると思います。ネガティブだったり、諦めがちだったり、すぐ怒ったり、いろんな人間くささや弱さを持ったキャラクターが描かれることで読者は感情移入できるんだと思います。
下で引用しているセリフは、迷いながらもサッカー部に戻ろうとする脇坂に二宮がかける言葉です。
脇坂は過去の行いのせいで主人公たちに負い目があり「どの面下げて戻れば、、」という気持ちでしたが、まさに一歩踏み出そうとする矢先、ほんのちょっとした事で「やっぱ明日にするか」と逃げ出そうとします。そこで脇坂に対して二宮が言います。
ちょっとした勇気があればいいんだ
今日逃げたら、明日はもっと大きな勇気が必要になるぞ
ANGEL VOICE 古谷野孝雄 3巻18話「ちょっとの勇気」より
すごい響きましたね。脇坂にも、読んでいるぼく自身にも。
何かを言い訳にして逃げ出しちゃうことってありがちですよね。こういう弱さを持った人には刺さるんじゃないですかね。
あと、主人公らしい人間がいないんですよね。一応の主人公は表紙なんかの扱われ方的に「成田信吾」だと思われますが、「乾清春」の物語だと言えばそんな気もするし、「高畑マイ」の物語だとも言えるし、「脇坂」の物語だと言っても良い気がします。特定の人物にフォーカスしすぎない感じなんですよね。
現実世界では当たり前ですが、それぞれがそれぞれの人生を歩いている訳で、この辺りの見せ方も物語に現実味を持たせることに一役買っているのかもしれません。
人間ドラマを連呼してきましたが、もちろんサッカーの中身も熱いです。スポーツ漫画の面白さがちゃんと詰まっています。
元々がサッカー素人の不良集団だからか、変にテクニックに頼ったような戦術を取れないのもあって、基本戦術は「相手よりも走り勝つ」ことです。
このスタイルだからこそ熱いというのは確実にあるでしょう。やはり、最後まであきらめずに走り続けるってありきたりだけど胸を打つものがありますよね。
また、漫画にありがちな、ツッコミを入れたくなるような試合展開や非現実的なアップセットはあまりなく、それなりに現実的な展開で描かれています(もちろん全くないとは言いませんが。)
素人の不良が集まったチームなので、最初はちゃんと弱いです。「もうそろそろ一気に強くなって勝ちそうやな」って読者が思う頃にしっかり負けたりします。そこから段階を経て徐々に強くなっていきます。
エンジェルボイスはどこで読める?
以下の記事で『エンジェルボイス』をお得に読む方法について詳しく解説してますので、気になる人はこっちの記事も読んでみてください。
エンジェルボイスを全巻無料で読む方法はありませんが、お得に読む方法について解説します。『エンジェルボイス』ぜひ読んでほしいのですが、紙媒体の本よりも電子書籍をオススメします!
電子書籍ならテーマパークの行列に並んでるときでも空港の待ち時間でも、いつだってちょっとした時間に読めますし、「家に40冊も漫画置く場所ないよ」という人も物理的なスペースの心配する必要なし!何にも悪い所がありません!
もちろん紙の本の魅力は否定しません。僕も大事な本は紙で残しておきたい派です。
しかし、上で書いたような電子書籍にメリットを感じる方はここで紹介する電子書籍サービスをぜひ検討してみてください。
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以下の記事で、Amebaマンガの新規登録限定100冊まで40%OFFクーポンのお得な使い方や注意点、有効期限などなど徹底解説してますので、クーポンゲットする前に色々調べておきたい人は下の記事をぜひ読んでみてください。
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なんで数あるアプリの中で「LINEマンガ」と「マンガBANG!」がオススメかと言うと、現時点でこの2つのアプリだけが『エンジェルボイス』を全話無料公開しているのです。例えば「ゼブラック」という少年ジャンプ作品を主に扱うアプリでも『エンジェルボイス』を読む事ができますが、「ゼブラック」では巻頭1話分しか無料では読めません。
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エンジェルボイスの他にもオススメの泣けるサッカー漫画
はっきり言って『エンジェルボイス』ほど“泣ける”ことに主題を置いたサッカー漫画はないと思うのですが、ここでは部分的にでも実際ぼくが泣いた漫画を紹介しておきます。
どの作品もそれぞれに魅力があるので、気になった人はぜひ読んでみてください!
天才サッカー少年「一条龍」はある出来事でサッカーのできない状態に陥ってしまうが、そこから不屈の精神力で復活、そして成長していく。
というわりと王道な漫画ではあるのだけれど、それでも面白い漫画って結局王道ものだったりするからね。
泣けるポイントは、少年・一条龍からサッカーを奪うある出来事の描写です。一条龍はもちろん、周りのキャラクターの健気な想いだとか、想像して感情移入するともう涙なしでは読めませんでした。
最近の漫画なだけあって、けっこう現代サッカーの戦術論だったり、技術的な要素(止める・蹴るみたいな)もちゃんと盛り込んであって、サッカー好きとしての満足度も高い作品だと思います。
まだ読んだことのない人はぜひ手に取ってみてはいかがでしょう。
数あるサッカー漫画の中でまあまあ異色な作品だと思います。有名作品なので読んだことある人も多いでしょう。
この漫画の主人公は元天才サッカー選手で現監督の「達海猛」。選手ではなく監督が主人公であり、作品内で扱われるテーマもプロクラブの運営、サポーターとの関係、そしてサッカー選手という職業やその人生だったり、従来のサッカー漫画とは一線を画します。
ぼくの大好きなシーンは30巻。達海が自身が指導するクラブチームの選手たちに「サッカー選手とはいかに素晴らしい職業か」を語るシーン。
このシーンでは、いつもどこかふざけている達海がサッカーへの想いを真剣な言葉で語ります。真剣な想いがチームに所属する選手たちそれぞれの胸に響くのですが、すでに達海の半生を知っている読者にとっては涙腺を直撃する言葉になります。
この作品のファンの中でも、30巻のこのシーンに思い入れのある人は多いのではないでしょうか。
まだ読んでことのない人はぜひ読んでみてほしいと思います。オススメ!
まとめ:エンジェルボイスは泣けます!
泣けると噂の『エンジェルボイス』についてまとめてみましたが、いかがだったでしょうか。
少しでも気になった人は読んでみることをオススメします。
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