【オススメ】こどものサッカーを動画で記録した方がいい理由を説明します。

【サムネ】動画記録

みなさんはこどもの日々のサッカーを記録していますか?

ぼくは全部とは言いませんが、動画でなるべく残すようにしています。あと別の記事で書こうと思っていますが、毎日ではありませんが日記を書いています。

昔と違って、ビデオカメラをわざわざ持ち出さなくてもスマホで簡単に動画撮影ができる時代になりました。

こどものサッカーライフを応援する上で、ぼくはぜひ日々の様子を動画撮影することをオススメしたいと思います。

この記事では、日々のサッカーの動画撮影をなぜオススメするのか、その理由を説明します。

どんな風に撮影する?

試合があれば丸ごと

所属するクラブやスクールでの試合(ミニゲーム含む)があれば、できれば丸ごと撮ります。

簡単なシュート練習なんかも撮っていいと思います。とにかく撮れるならなるべく多く撮ります。全部見ることはないかもしれませんが、とりあえず撮っておけばいいのです。

そうは言っても練習メニュー全部撮るのも疲れるし、練習中ずーっとスマホを構えていたら少し変な目で見られるかもしれません。

「せっかく息子のサッカーを見にきてるのなら、ちゃんと見てやった方が良い!」それもその通りだと思います。

なので、そういう技術練習に関してはその時息子が力を入れている・意識している練習だけ撮影しておけばいいと思います。

近頃の目標が強いシュートを蹴りたいことであればシュート練習を、ドリブルで相手をかわしたいと考えているのであればドリブル練習を、という感じですね。

あとは最初に言いましたが、試合です。これは必ず撮ります。

遠すぎず寄りすぎず

これなかなか難しいんですよね。練習環境によっては見れる位置や距離が制限されるでしょうし。

ある程度寄って撮影しないと、細かいところが分かりにくいことになります。上で書いたようにシュート練習を撮るにしても、インステップで蹴れてるか?軸足を置く位置は?みたいなことを後から確認しようとすると、遠目からでは難しいと思います。

しかし、寄ればいいかと言うと、試合に関しては味方の動きなどある程度全体的な目線で見返すことになると思いますので、やや引き気味で撮影するのが良いと思います。

たまにはスーパースロー撮影

他のスマホにあるのか知りませんが、iphoneにはスロー撮影機能が付いてますよね。

たまにはスロー撮影なんかもするといつもと違うものが見れて楽しいですよ。

たとえばリフティングの練習で、正しいインステップでの蹴り方を教えようとしてもなかなか難しいんですよね。うちの子はボールに足が当たった瞬間につま先を上にクイっと返していたので、蹴った後もそのまま足先を伸ばしとくようにやってごらん、と言ってもなかなか伝わりません。おそらく自分がどう蹴っているのか、一瞬のことだからよく分かっていないのだと思います。

こんなときにスーパースロー撮影が超便利。ボールに足が当たった一瞬もしっかり分かります。体のバランスをどう取って、足のどこでキックして、当たった瞬間の足の形まで丸わかりです。

なぜ動画記録をオススメするのか?

一緒に振り返りができる

これの効果は大きいと思います。

日々の練習をなんとなくこなしてまた次の練習へ・・というのを繰り返していてもなかなか上達しないのではないでしょうか。勉強でもスポーツでも何でもそうですけど、何が良かったのか、どこができてなかったのかを振り返ってそれを次に活かす、ということがとっても重要だと思います。

動画のいいところは、『頭の中でイメージするのではなく直に見れること』そして『自分のプレーを客観的に見れること』です。

「後半のシュートがはずれたシーンで、敵がこう来てたやろ?そんとき・・」みたいなことを言葉で言ってもなかなか分かりにくいですよね。説明に時間をかけてる内にこどもはだんだん大人しく聞くのに飽きてきちゃうなんてこともあるはずです。

でも動画なら気になるシーンを見ながら、「ここで左から敵が来てて、こっちのスペースが・・」なんて説明も簡単だし、理解しやすさが段違いです。

また、自分が実際にはどんな風にプレーしているか、自分で外から見るのもすごく効果的だと思います。

「なんか焦ってシュートうっちゃったけど、動画で見返したら良い所に走り込んでる味方にパス出せばよかった」なんてことも本人は感じられるはずです。

良いプレーを褒め、得意を見つける

基本的にまず良いプレーを探して褒めます。得意なことがあればそれを見つけて褒めます。

やっぱりお父さん・お母さんから褒められるのはこどもにとって嬉しいことですし、サッカーを好きでい続けるためにはそういう感情が大事だと思いますし、好きだからこそ上達していくものだと思います。

また、「このプレーいつも上手だよね、得意だね」という感じで得意なプレーを見つけてあげると、本人もそのプレーは得意なんだと認識して、自信を持ってプレーできるようになります。自信を持ってやるから、また上手くいくという良い循環が生まれていきます。

考えを聞く、考える力を育てる

技術的なところだけでなく、なるべくなら判断を要する場面(パスをするのか、シュートをうつのか、いつどこで出すのか、スペースへの動きなど)で「どうしてここでパス出したの?」とかこどもの考えを聞くようにしてます。

すると、(本当かどうかは分かりませんが)「味方が前に走ってるのが見えたから」とか「ゴールが空いてたから打った」とか自分なりの考えを答えてくれます。

ここ最近、サッカーにおいて『考える力』がめちゃくちゃ重要視されてますが(特に日本人みたいにフィジカルでゴリ押せないタイプは)、この『考える力』を育てるためにこういうコミュニケーションは大事だと思います。

こういう会話をするとき、まずはこどもの考えを認めるようにしています。「すごいね、味方が見えてたんだ」みたいな感じで。でも実際はもっと良い選択肢があったりするときは、「こっちの広いスペースにいる味方に出すこともできたね」とか「味方へパスする動きをフェイントにして、一歩かわせば自分でシュート打てたかもね」とか別の選択肢があったことも教えます。

明らかに悪い選択をしているとき以外は「こうしなきゃ」とか「それはダメだよ」みたいな否定するような言い方は避けます(つい言っちゃうことが全くないかと言われたらそんなことはないですが)。

うちのこどもはまだ小さいので、どこまで効果があるのかはっきりしない所もありますが、振り返りのおかげか彼なりに「前はこうだったから今度はこうやってみよう」みたいな感じで考えながらプレーしているなと感じるときもあります。

ヤル気をリブートする

なかなかこどもが小さい頃はモチベーションを維持するのが難しいと思いませんか?

ある程度大きくなると公式戦があったりするから、自分の中で目標を持って取り組めるかもしれませんが、小さいこどもはそういった動機付けが難しい面があります。

なんか最近やる気がなくなってきたな、というときも動画が役に立つことがあります。

それは、少し前の動画と最近の動画を見返したりするのです。すると、シュート練習とか基礎技術は明らかに上手になってたりするのが分かりやすいですよね。

そういうのを一緒に見て「こんなに上手くなったんだね、いっぱい練習したから(他のみんなより)こんなに上手くなれたんだね」と自分の成長をこどもにも認識させてあげます

そうすると気持ちがまた前向きになってくれます(無論、ならないこともありますが・・)。

単純にかわいい

まあ結局かわいいんですよね。我が子は。

子育てに慣れてくるとだんだん写真とか動画とか撮らなくなってきますよね。サッカー動画だったとしても、数年経ったあとに見返すと「こんなに小さい頃からサッカーやってたんだねぇ」と感傷にひたれること間違いなしです。

これだけでも残す価値ありなのです。

注意した方がいいこと

許可を取る・他の人の迷惑にならない

対外試合みたいなときは基本的に撮影は自由だと思いますが、スクールの練習みたいなときはスクールのコーチに撮影しても良いか確認しておく方が無難でしょう。

ぼくの個人的な感覚では別に撮るだけなら普通は問題ないとは思いますが、問題になる可能性があるのは次の項目のSNS関係ですね。

SNSには上げない

これは問題になる可能性があるかと思います。

インスタとか見ると、スクールの様子を動画で上げてる人結構たくさんいるんですけど、普通に不特定多数の子の顔が(場合によっては名前も)映ってるときがありますよね。

もしかしたら事前に許可を取ってる人もいるかもしれませんが、こういう人たちの一部は許可を取らずにSNS上に上げてるものと思われます。

どこから良くてどこからダメなのか、、これは考え方次第みたいなところもあるかと思いますが、個人的にはトラブルを避けるためにSNS上には上げないのが無難だと思います。

もちろんモザイクをかけるとか、遠目からの撮影で顔が見えないとか、個人が特定できない形なら良いかと思いますが、動画でモザイク処理するのは動画編集の知識がないと少し難しいでしょう。

PCもしくは外付けHDに保存

上記のような撮り方で動画を撮影しているとすぐにスマホの容量を圧迫します。

なので、撮影後はすぐにPCにデータを移動させることをオススメします。

しかも、PCの方がテレビと接続して大画面で見るってことも簡単にできますので、こどもと一緒に振り返りするときにも便利です。

まとめ

ぼくなりにこどものサッカーの様子を動画撮影することのメリットを説明してきましたが、いかがでしょうか。

良いなと思った人はぜひやってみてください。

今まで撮ってなかったという人は、シレッと始めて習慣化を狙いましょう。

「動画撮ったから一緒に今から振り返りするよ!」みたいな大げさな言い方すると「えー」となる可能性が高い気がします。

それよりも何気なく見始めるのが良いと思います。すると、自然にこどもも見ますし、そのうち「今日のサッカーの動画は?」ってこどもの方から聞いてくるようになります。

ぜひ、動画を残して親子で振り返りをやってみてください。