サッカー女子ワールドカップ2023の日程や各国代表情報などまとめました。

【サムネ】女子W杯2023基本情報

ぼく
ぼく

いよいよ女子W杯2023が始まるな!

むす
むす

初優勝から12年、今回も応援しよう!

男子のワールドカップ2022カタール大会の記憶も新しいですが、今年の夏には女子の世界一を決める大会が始まります。

今大会からは男子と同じく32の代表チームが出場する大会となり、どんどん規模・注目度の高い大会になっていますね。

我らが日本代表・なでしこジャパンももちろん出場します!!

悲願の初優勝から12年ぶりの歓喜となるのか、楽しみな大会です!

この記事では、サッカー女子ワールドカップ2023の概要と日本代表関連情報、ぼく的注目トピックを紹介しますので、ぜひ読んでみてください。

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女子ワールドカップが100倍楽しくなるインフォグラフィックス 女子ワールドカップが100倍楽しくなるインフォグラフィックス

女子サッカーの現実を描いた名作『さよなら私のクラマー』をご存知ですか?めっちゃくちゃ面白いので、知らなかった人は今回のW杯を機に読んでみてはいかがでしょうか?

『さよなら私のクラマー』の魅力をまとめた記事も書いていますので、興味がある人は読んでみてください。

【レビュー:さよなら私のクラマー】アツすぎる女子サッカーを描く名作!ネタバレなしで魅力を解説します。 【レビュー:さよなら私のクラマー】アツすぎる女子サッカーを描く名作!ネタバレなしで魅力を解説します。

女子W杯2023の基本的情報

日程と開催地

FIFA女子ワールドカップ2023は第9回大会で、オーストラリアニュージーランドの同時開催です。

2002年の日韓ワールドカップ以来の2カ国開催ですね。

開幕戦はニュージーランド対ノルウェー。7月20日の16:00(日本時間)試合開始です。

32チームが出場し、全64試合が行われます。決勝戦は8月20日の19:00(日本時間)に試合開始ということなので、約1ヶ月間熱戦を楽しむことができますね!

グループ組み合わせ

グループステージの組合せはこの通りです!

なんの因果か、日本は昨年の男子ワールドカップと同じくスペイン、コスタリカと同組ですね。。

男子の結果とは切り離して考えるべきなのはもちろんですが、男子のコスタリカ戦には少し残念感もあったので、女子には気持ちよく勝ってほしいなと、どうしても考えてしまいますね。。

(表中の国名横の数字は2023324発表FIFAランクです。)

Group A
ニュージーランド (25)

ノルウェー (12)

フィリピン (49)

スイス (20)
Group B
オーストラリア (10)

アイルランド (22)

ナイジェリア (42)

カナダ (6)
Group C
スペイン (7)

コスタリカ (36)

ザンビア (77)

日本 (11)
Group D
イングランド (4)

ハイチ (53)

デンマーク (15)

中国 (13)
Group E
アメリカ合衆国 (1)

ベトナム (33)

オランダ (8)
ポルトガル (21)
Group F
フランス (5)

ジャマイカ (43)

ブラジル (9)

パナマ (52)
Group G
スウェーデン (3)

南アフリカ (54)

イタリア (16)

アルゼンチン (28)
Group H
ドイツ (2)

モロッコ (73)

コロンビア (26)

韓国 (17)
FIFA女子ワールドカップ2023グループステージ組合せ

女子W杯2023・なでしこジャパンの試合日程と配信予定

我らが日本代表・なでしこジャパンのワールドカップ中の試合日程を下記の通り、まとめました。

ノックアウトステージに関しては、グループステージの結果次第で日程が変わります。

今のところテレビ放送やネット配信は決まっていないようです。

分類試合日時
(日本時間)
対戦相手配信
GS第1節7/22 16:00
対 ザンビア
未定
GS第2節7/26 14:00
対 コスタリカ
未定
GS第3節7/31 16:00
対 スペイン
未定
KOS・Round16
(GS1位の場合)
8/5 17:00グループAの2位未定
KOS・Round16
(GS2位の場合)
8/5 14:00グループAの1位未定
KOS・準々決勝
(GS1位の場合)
8/11 16:30未定未定
KOS・準々決勝
(GS2位の場合)
8/11 10:00未定未定
KOS・準決勝8/15 17:00未定未定
KOS・3位決定戦8/19 17:00未定未定
KOS・決勝戦8/20 19:00未定未定
FIFA女子ワールドカップ2023 日本関連の試合日程

女子W杯2023に挑む・なでしこジャパンメンバー

登録メンバー

メンバーが発表されたので、以下にまとめます!

なんと岩渕選手が落選してしまいました。現代表を引っ張るリーダーであり、12年前の優勝メンバーである彼女が2度目のチャンピオンとなるのか注目でしたが、、、残念です。

背番号POS.選手名年齢所属チームW杯キャリア
GK山下杏也加27INAC神戸レオネッサ2019
GK平尾知佳26アルビレックス新潟レディース2019
GK田中桃子23日テレ・東京ヴェルディベレーザ
DF熊谷紗希32ASローマ
(イタリア)
2011
2015
2019
DF三宅史織27INAC神戸レオネッサ2019
DF清水梨紗27ウエストハム・ユナイテッド
(イングランド)
2019
DF清家貴子26三菱重工浦和レッズレディース
DF守屋都弥26INAC神戸レオネッサ
DF南萌華24ASローマ
(イタリア)
2019
DF石川璃音19三菱重工浦和レッズレディース
DF高橋はな23三菱重工浦和レッズレディース
MF猶本光29三菱重工浦和レッズレディース
MF長谷川唯26マンチェスター・シティ
(イングランド)
2019
MF杉田妃和26ポートランド・ソーンズFC
(アメリカ)
2019
MF林穂之香25ウエストハム・ユナイテッド
(イングランド)
MF長野風花24リバプールFC
(イングランド)
MF宮澤ひなた23マイナビ仙台レディース
MF遠藤純23エンジェル・シティFC
(アメリカ)
2019
MF藤野あおば19日テレ・東京ヴェルディベレーザ
FW田中美南29INAC神戸レオネッサ
FW千葉玲海菜24ジェフユナイテッド市原・千葉レディース
FW植木理子23日テレ・東京ヴェルディベレーザ2019
FW浜野まいか19ハンマルビーIF
(スウェーデン)
2023FIFA女子W杯招集メンバー

*年齢はメンバー発表時(2023/6/13)のものです。

まとめてみて思ったんですが、W杯初出場の選手多くないですか??複数大会の経験があるのは熊谷選手ただ一人です。

これは4年前から世代交代がうまく進んだということなのか。。

男子と比べたら全然違うと思うんですが、女子ならではの事情があるのか、、ちょっとこの辺り気が向いたらまとめてみます。

ユニフォーム

アウェイユニフォームが女子仕様の新ユニフォームになりましたね!

これ初の女子代表専用のユニフォームとのことで、日の出から着想したデザインらしいです。

女子W杯2023の注目トピック

選手やチームにまつわるストーリーを知れば、ワールドカップがもっともっと面白くなるはず!

女子ワールドカップ2023のぼく的注目トピックをまとめましたので、読んでみてください。

男女通じて史上初のW杯3連覇なるか【アメリカ代表】

女子サッカーにおいて、まさに王者であり続けるアメリカ代表。

過去8度のワールドカップにすべて出場し、そのうち4度チャンピオンに輝いています。こんな強いことありますかね。。

男女問わず、ワールドカップを3連覇した国はありません。アメリカ女子代表は、2015年、2019年を連覇し、2023年の今回に前人未到の3連覇に挑む訳ですね。いやー3連覇が見たいような気もするけど、我らが日本代表にも頑張ってほしいですしねー。

ちなみに2連覇したのは、男子でイタリア(1934、1938)とブラジル(1958、1962)と女子でドイツ(2003、2007)とアメリカ(2015、2019)の4カ国のみです。

ちなみにちなみに、3度チャンピオンとなった選手はペレただ一人です。

しかしそんなアメリカ代表で最近悲しい出来事が。。中心スコアラーのスワンソンが膝を故障し、ワールドカップ出場が絶望的な状況とのことです。

ただ女子サッカーを牽引するアメリカ代表はさすがの選手層の厚さで、彼女の穴を埋める才能が山ほどいます。

注目すべきは、過去3大会のワールドカップに出場し、ママとなってもいまだにスーパーな活躍を見せるアレックス・モーガン Alex Morganや、若手ウインガーのトリニティ・ロッドマン Trinity Rodman。そして、今大会でブレイクして世界一の選手へと駆け上がるであろうソフィア・スミス Sophia smithなどなど。

彼女たちの活躍で未到の3連覇を成し遂げるのか、、超注目です!!

エーススコアラー・ミーデマの欠場により新たなスターが誕生するか【オランダ代表】

ぼくはオランダ代表大好きで、いつもワールドカップでは日本とオランダを応援しています。

そんなオランダサッカー界のスーパースターであるビビアン・ミーデマ Vivianne Miedema(26歳・アーセナル)。

なんと彼女は男女通じてのオランダ代表の歴代最多得点記録保持者で、いまだ26歳という激ヤバプレーヤーなのです。

男子では、ファン・ペルシーが102試合の出場で50得点で通算得点ランク歴代1位です。これに対してミーデマは2022年9月時点で115試合で95得点という異常なペースで得点をつみあげています。男子と比べられるものではないのはもちろんですが、それでもどれだけすごいストライカーかが分かる数字ですよね。

今回のワールドカップでも成長著しいオランダ代表においてエースと期待されていましたが、昨年12月の故障が長引き、つい最近欠場する意向を明言しました。

ぼくとしては、これを受けてオランダ代表では彼女に代わるスターが誕生するのか、ということに注目したいと思います!

ミーデマ自身が、能力があるスコアラーとしてロメ・ロイヒター Romée Leuchter(22歳・アヤックス)の名を挙げていたりしますし、他にもEsmee Brugts(19歳・PSV)はここ最近の代表戦7試合で3ゴール・1アシストを記録するなど、期待がかかる若手です。

2017年の欧州女子選手権(女子EURO)で初優勝(初タイトル)を獲り、前回のW杯2019で準優勝するなど順調だったオランダ代表ですが、2022年の女子EUROではベスト8止まりでした。

今回のワールドカップ2023では、オランダが悲願の初優勝を手にすることができるのか。まずはグループステージで大会2連覇中のアメリカと激突しますので、前回大会決勝戦のリベンジなるかに注目です!!

もうとにかく勝ってほしい!【日本代表】

上記の通り、岩渕選手が落選してしまい、12年前の優勝を知るメンバーは熊谷選手ただ一人になってしまいました。ぼくとしては圧倒的な経験値の高さでチームを引っ張る熊谷選手に注目したいと思います!

12年前のW杯決勝、ぼくも見てましたが本当に大興奮の展開でした。男子も含めてトップクラスの熱い戦いだったと思います。

延長後半終了間際の宮間選手のコーナーキックに澤選手が走り込み、伸ばした右足でコースを変えた奇跡の同点ゴール。続くPK戦では、直前で勝利を取りこぼしたアメリカ代表と逆境に負けず120分走り続けた日本代表のメンタルの差が出たのか、3-1で日本代表が勝利します。

そのPK戦の4人目、優勝を決めるキッカーを務めたのが熊谷選手でした。想像を絶するプレッシャーだと思いますが、当時わずか20歳の選手がこれに打ち勝ちシュートを決めたんですよね。

これにとどまらず、熊谷選手は圧倒的な大舞台をいくつも踏んできています。チャンピオンズリーグの決勝でゴールを決めたこともあるんです。

初出場の選手が多い日本代表にとって、熊谷選手の経験値はきっと勇気をくれると思います。男子W杯でも長友選手がベテランとしてメンタル面でチームを引っ張ったってのがありますし、熊谷選手も同様にチームが辛いときに力をくれる存在になってくれるはずです。超期待です!!

まとめ:4年に1度の祭典を一緒に楽しみましょう!

男子に負けない熱戦・ドラマが期待できる女子ワールドカップですが、4年に1度しか見られません。

今年はどこが優勝するのか、ヤングスターの誕生はあるのか、ジャイアントキリングはあるのか、色んな楽しみがありますね。

みなさんもぜひ一緒に楽しみましょう!!